
わたしたちの想い Our vision

業界が抱える課題を解決するために、
業界のイメージ向上を図っていく。
ビル清掃業界の現状について
当社は、サンケイビルグループの清掃部門を担うスペシャリスト集団として、約60年にわたり事業を展開してまいりました。そのサービス品質に対して多くのお客様から⾼い評価をいただき、順調に成⻑を遂げております。しかし現在、業界全体としては深刻な⼈⼿不⾜という⼤きな課題に直⾯しています。ビル清掃業界は⼤⼿から中⼩零細まで数多くの業者が存在する裾野の広い業界であり、今後さらに⼈⼿不⾜が進む中で、業界の淘汰や縮⼩傾向が予想されます。⼀⽅で、価格競争の激化により受託⾦額が安価に流れやすい傾向も⾒られます。
こうした状況を打破するために当社が⽬指しているのは、決して⾼くはない業界のイメージを向上させ、業界全体の改⾰を推進することです。⾼品質なサービスの提供とその継続こそが、業界全体のイメージ改善につながり、さらには⼈⼿不⾜の解消や適正価格での受託の実現にも結びつく、そうした好循環をつくっていくことを⽬指しています。その鍵を握るのは、現場で作業を担う「⼈」の⼒であると、確信しています。
たくさんの「ありがとう」をもらうこと。
それが社員の幸せ、お客様満足度向上に繋がる。
現場で働く「⼈」に対する考え⽅
ビル清掃業はサービス業です。当社では、モノではなく「⼈」に向き合うサービス業としての強い認識が必要であると捉えています。その意識の醸成を図るため、「All employees are Happy!〜ありがとうの数だけHappy!になれる企業〜」というスローガンを掲げています。
清掃サービス業の最⼤のやりがいは、お客様からいただく「ありがとう」という感謝の⾔葉です。その⾔葉は、社員の幸せや満⾜度に直結し、それがそのままお客様満⾜度の向上に繋がると当社は考えています。
より多くの「ありがとう」をいただくためには、⾼品質なサービスの提供や、挨拶をはじめとするお客様への丁寧な対応が不可⽋です。これらを実現するために、教育・指導に⼀層⼒を⼊れ、社内には清掃現場を想定した研修施設も設けています。清掃業務は標準化されたマニュアルがあっても、現場ごとに異なる状況への判断や創意⼯夫が求められる業務です。そのため当社では、現場スタッフを「クリエイター」と呼び、その仕事意識とモチベーションの向上を重視しています。当社にとって「⼈材」は「⼈財」であり、「クリエイター」を⼤切に育成することを使命としています。

リーダーを育て、属人化を排除する。
目配り、気配りで高いサービスを実現。
高品質なサービス提供のために必要なこと
⾼品質なサービスの提供を実現するためには、属⼈化の排除が不可⽋です。
清掃サービス業は、業務の進め⽅や判断、作業状況が⼈によって異なりやすく、サービス品質に差が⽣まれがちです。そのため、教育研修による情報・スキルの共有に加え、リーダーの育成を進めています。主軸のビルを中⼼にエリアごとにチームを形成し、リーダーが⾃⾝のスキルや経験をメンバーに伝えていくことで、サービス品質の平準化と向上を図っています。
また、清掃サービスは⽬配り・気配りが重要です。たとえば、ワイパーが届かないフロントガラスの四隅のように、⾒落とされがちな箇所にまで⼼を配れる「クリエイター」の育成が⽬標です。外国⼈採⽤においてもこの点は重要であり、当社ではベトナムに関連会社を持ち、ベトナム語を話せる社員が在籍することで、⽇本的な文化やサービスの理解・実践を⽀援しています。
清掃サービス業の枠を超えた企業へ。
関わったことが良かったと思われる会社に、
今後の目標と将来ビジョン
当社は2019年より清掃ロボットを導⼊し、⼈とロボットが融合したサービス体制の構築に成功しています。ロボットの能⼒や担当範囲を正確に把握し、それ以外の業務を⼈が担うことで、清掃業務全体の効率化と品質向上を実現しています。
このように、常に新しい技術や仕組みに積極的にチャレンジしています。清掃管理システムの開発、⼈財教育プログラムの事業化、3Dプリンタによる清掃⽤具の開発など、時代の変化や新たなニーズに応じた進化をこれからも続けていきます。清掃サービス業の枠を超えた企業へと進化していくことが、当社のビジョンです。
60年の歴史を持つとはいえ、まだまだ発展途上であり、⼤きな可能性を秘めた企業です。お客様からのご意⾒・ご要望に真摯に⽿を傾け、常に改善と挑戦を続けながら、お客様・社員双⽅から「関わって良かった」と思っていただける会社を⽬指してまいります。
